シャンプーの鉄則

頭皮の毛穴に詰まった脂を落とせば、うねった髪の毛は生えてこない。 ツヤ髪=トリートメントだけが重要だと思っていませんか?その考え方は、今日から改めてください。ツヤを作り出すのに、もっとも大切なのは「シャンプー」です。そもそも、髪のツヤを生み出すおおもとは、頭皮の毛穴から分泌する「脂」。この脂が1日かけて根元から毛先まで浸透し、美しいツヤを作ります。 ただし、皮脂は時間が経つと腐敗してくさい臭いを発するばかりか、毛穴を詰まらせます。この皮脂汚れが毛穴をふさぎ、新しい髪が真っ直ぐ生えるのを邪魔し、うねりやねじれの原因となって、髪からツヤを奪うのです。 シャンプーの役割は、真っ直ぐな髪が生えてくるのを邪魔しないよう、頭皮の毛穴に詰まった脂を落とすことに尽きます。

しかし一方で、髪の摩擦や脂・栄養分の流出は、最小限にとどめねばなりません。 シャンプーは、共通の性質をもつ「頭皮」と「髪」を同時に洗わねばならない中で重要なのが、「シャンプー剤の週びカ」「シャンプーのしかた」。 シャンプー剤は、「頭皮」重視なのか、「髪」重視なのか、このバランスのとりかたの違いが、配合されている洗浄成分の違いとなって表れます。 自分に合ったシャンプー剤(洗浄成分)を選ぶには、自分の頭皮の状態と髪質を知ってください。

本来なら、美容師に聞くのが一番ですが、自分で判断する際の基準は、「シャンプーしてから1日たったとき、頭がしっとりとした状態でかゆくなるかどうか」です。 かゆくなる人は、オイリータイプの頭皮。ドラッグストアなどで1000円以下で手に入る、「高級アルコール系」のシャンプー剤が最適です。泡立ちがよくて洗浄力が高く、リーズナブル。誰が使っても満足できる洗い上がりが得られます。 手触りをよくするシリコンオイルや泡立ちをよくする成分、防腐剤など、決して頭皮や肌などによいとは言えないものも配合されていますが、これらはメリットもあるからこそ含まれているもの。たとえば、シリコンは手触りをよくしたり、ツヤを出してくれたりするので、もつれやすい髪や乾燥毛、クセ毛を扱いやすくしてくれます。トラブルがないのなら、 必要以上に神経質になることはありません。ただし、脱脂力や皮膚刺激が強いので、頭皮に残らないよう、よくすすぐのを忘れずに。

かゆくならない、脂っぽくならないという人は、普通肌、乾燥肌、敏感肌のいずれか。この頭皮タイプの人たちは、頭皮や髪の悩み、髪質に応じて「アミノ酸・ベタイン系」「せっけん系」のシャンプー剤を使い分けていきましょう。 頭皮が乾燥してカサカサする、髪が細くパサつきやもつれが気になる、カラーやパーマによるダメージがある人は、「アミノ酸・ベタイン系」を選んで。アミノ酸にはさまざまな種類があり、なかでもベタインはほかのアミノ酸より洗 は弱いのですが、髪を修復しようとする力や保湿力が高いという特徴があります。サロンやドラッグストアで2000円~3000円/500m前後の価格帯で販売されています。シャンプー剤に含まれたアミノ酸・ベタインで、洗髪やカラー、パーマ抜け落ちていく栄養分を補いながら、角質成分をとりすぎることなく洗い上げてくれます。頭皮や髪の乾燥がひどい場合には、ベタイン系のほうがおすすめ、ベタイン系は、洗浄力がアミノ酸より弱いのですが、髪を修復しようとする力や保湿力が高いからです。